順番をその2の後にすればよかったのですが、メディア視聴レポートで複数のメディアによって10分の8にできる場合として、【総則編】『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説』によると
「生徒の実態等を考慮して特に必要がある場合」とは,例えば,病気や事故のため,
入院又は自宅療養を必要とする場合,いじめ,人間関係など心因的な事情により登校が
困難である場合,仕事に従事していたり,海外での生活時間が長かったりして,時間の
調整が付かない場合,実施校自らが生徒の実態等を踏まえ,複数のメディア教材を作成
する等により教育効果が確保される場合等が想定され,各学校において,「特に必要が
ある場合」の基準をあらかじめ定め,生徒や保護者に明示しておくことが望ましい。
とあり、例外的なものとされています。
ここで、私の不勉強もあるのですが、完全オンラインを売りにしている学校さんはここをどうやってクリアしているのかという疑問がわいてくるのです。
ここは難しい話で、そもそも通信制高校なのになぜスクーリングに行かなくちゃいけないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、これも法律を確認するとわかるのですが、自宅での学習は添削指導、すなわちレポートで、その補充のために対面での面接指導、すなわちスクーリングが存在するというわけです。ですので、スクーリングは必ず行かなければいけないはずなのです…
毎回説明会で「すべてオンラインはできないんですよー」とご説明するのですが、「あそこはスクーリングなしで完全オンラインでできるって言ってた」と何人かはおっしゃるのですよね。
何か免除できる規定を見落としているのか、ご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。自分でももう少し調べてみます。
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